さいたま市内をはじめ、蓮田市、上尾市、春日部市、川口市など埼玉南部一円にてお墓のお仕事をしております、有限会社石の富士家の安部です。さいたま市営霊園思い出の里の芝生墓地にて、お墓じまいをさせていただきました。

 

さいたま市営霊園 思い出の里 芝生墓地 お墓じまい

 

ホームページをご覧になったお客様から、メールでお問い合わせをいただきました。亡くなられた方の遺産整理をされている弁護士さんで、さいたま市営霊園思い出の里の芝生墓地にあるお墓のお墓じまいをご希望でした。遺産整理を進めている中、思い出の里にお墓を持っておられるということがわかり、お墓じまいをしてくれるところを探して当社にご連絡をくださったそうです。

 

メールをいただいて、まずはお見積りをさせていただくことになりました。こちらが思い出の里霊園の芝生墓地です。区画番号等を伺って、確認に向かいました。

 

こちらがご依頼のお墓です。確認してお見積りを差し上げたあと、ご了承いただいて工事をお任せいただきました。

 

工事の前に、まずは魂抜きを行いました。お墓の正面に「妙法蓮華経」とあったので、日蓮宗のお坊様にご法要をしていただきました。その後ご遺骨を取り出します。

 

全部で３つほどのお骨壺がありました。全て取り出してきれいに拭き上げてから、清浄な布で包みます。改葬手続き等は弁護士さんの方でしていただいて、ご遺骨の方はご指定のあった合葬墓へこちらでお持ちして、お納めしました。

 

ご遺骨をお納めした後、お墓の解体工事に入ります。石塔をクレーンで吊り上げて取り外します。通路のすぐ近くでしたので、クレーン車を横付けして作業することができました。

 

思い出の里では、コンクリートのカロートと蓋石がもともと霊園で既設されています。その蓋石とお墓の台座はセメントで接着されていましたので、そのセメントをはつってきれいにとりのぞきます。

 

次に使う方のため、蓋石の端の方についているセメントを少しずつはつっていきます。それでも蓋石がかなり古くなった場合は、管理事務所に申し出ると新しいものに交換してくれますよ。

 

工事完了です！

 

手前の蓋石もできる限りきれいにして再度設置、工事が完了しました。ご依頼いただいた弁護士さんにはメールで画像をお送りしてご確認いただきました。お墓じまいに関わるのは初めてだったそうで、「勝手が分からない中でひとつずつ教えてくださって助かりました」とおっしゃっていただけました。工事だけでなくお寺様の手配等もこちらでさせていただきましたので、安心してお任せいただけたようでした。

当社では、相続のお手伝いをされている弁護士の方や司法書士の方からご連絡をいただくこともたびたびあります。多くはお墓じまいのご相談で、実際に現地にお越しになれない場合もメールやお電話でご対応しています。また、お墓じまいに伴う改葬でご納骨の行き先が決まってない場合は、永代供養をしてもらえるお寺や施設等を探したり、そちらまでの持ち込みや送骨等も、ご依頼があれば行っています。細かいことでもできる限りお手伝いをいたしますので、安心してご連絡くださいませ。