さいたま市内をはじめ、蓮田市、上尾市、春日部市、川口市など埼玉南部一円にてお墓のお仕事をしております、有限会社石の富士家の安部です。さいたま市思い出の里市営霊園の普通墓地にて、遠方にお住まいのお客様より、ご遺骨のないお墓の解体工事をお任せいただきましたので、ご紹介いたします。

 

思い出の里普通墓地5.0㎡　お墓じまい工事

 

当社のホームページをご覧になったお客様からお電話でお問合せをいただきました。さいたま市にある市営思い出の里霊園にあるお墓のお墓じまいを検討されていて、お見積りをご希望でした。

 

ご連絡をいただいて、すぐに確認に向かいました。普通墓地で、広さは5㎡です。お客様のお話では、ご事情でお墓を受け継ぐことになったものの、自分は遠方にいるのでとてもお墓を見ていくことができないと、すでにご遺骨はお住まいの近くに移されて、あとはお墓の解体を残すのみの状態でした。その場でお見積りを差し上げると、「そのくらいの費用なら」と工事をお任せいただくことになりました。

 

工事が始まっています。ご遺骨はすでに移動されているので、早速取り掛かりました。お墓本体などは撤去して、外柵の前まわりから取り外しを進めています。今回はクレーン車を近くにつけられたらので、作業しやすい環境でした。

 

今回のお墓は、打ち込みカロートと呼ばれる一体型の納骨室でした。深さは75cmほどあり、周りから掘っていかないと取り出すことができません。超小型のユンボを投入して、周りの土を掘っていきます。ここを手作業で掘っていくのはかなり大変なので、最近購入したユンボが大活躍します。KOMATSU製の世界最小というユンボです^^

 

しっかり埋まっているカロート周りの土を掘り出して、クレーンで吊り上げて搬出します。以前は手作業で掘っていたので、ユンボが来てからかなり効率よく作業ができるようになりました。

 

カロートを取り出してできたくぼみには土を入れて、表面はきれいな山砂を入れて工事完了です。

思い出の里でのお墓じまいでは、お墓の解体工事着工前と工事完了後の写真に加えて、カロートや基礎を取ったところも写真を撮っておいて、最後に提出する決まりになっています。要所要所で必要な写真を撮影し、書類と一緒に提出します。

 

今回お客様とはメールでやり取りをさせていただいたので、お写真もメールで送らせていただき、工事完了のご報告を差し上げました。大変喜んでいただけて、無事工事が完了したことに安心されたご様子でした。公営霊園の多くは３月末で年度が変わるので、それを過ぎると新しい年度の管理費が発生してしまうのですが、それまでに工事を間に合わせることができた点も喜んでいただくことができました。このたびは、当社にお墓じまい工事をお任せいただきましてありがとうございました。少しでもお客様のお力になれておりましたら幸いです。